ハル歯科医院blog

2017.05.31更新

ブラッシングがきちんとできていない、定期検診やPMTCを怠ってしまうと虫歯になってしまうということは、皆様ご存知でしょう。
そして脱灰の段階を経て、一度虫歯になってしまうと、歯を削って埋める治療をしないと、虫歯は治すことができないということも、お分かりいただいていると思います。

ところで、そもそも虫歯とはどうしてできてしまうのでしょうか?
意外と知っているようで知らない内容かもしれません。

虫歯は一般的に虫歯菌ともいわれている「ミュータンス菌」が作り出してしまう酸が、歯のミネラル成分をとかしだしてしまい、その結果、歯に穴が開いてしまう症状です。
なぜブラッシングなどの日ごろのケアやPMTCが重要になってくるのかといいますと、プラークや歯石などを、このミュータンス菌が好物としているからです。
ミュータンス菌の動きが活発になり、虫歯を作ってしまう原因となってしまいます。

でもこうなると、しょっちゅうブラッシングやPMTCをしていないとすぐに虫歯になってしまうような気がしますが、唾液も口腔内を酸性にしないように働きかける作用がありますので、ミュータンス菌がつくり上げる酸を中和する力を持っています。
ですので、そうそう簡単には虫歯ができないようにはなっているのです。

投稿者: ハル歯科医院

2017.05.27更新

最近、妊娠中そして産後すぐからの歯科に関する両親教育がどこの自治体でも盛んになっており、親御様のデンタルIQも大変向上し、お子様の歯を仕上げ磨きする、それも長期に渡って継続するということが定着してきています。
そのかいもあって、低年齢のお子様の虫歯は減ってきています。

しかしその一方で、自治体レベルでは、仕上げ磨きの細かい指導まで行われていないところも多く、仕上げ磨きをしなければならず、それを実行はしているものの、その「やり方」が果たして正しいものなのか?というところで迷っているご両親も多いようです。
実際ハル歯科医院でも、親御様が仕上げ磨きを自己流で行っていて、仕上げ磨きの効果が半減してしまっているケースを目にしないわけではありません。

次回以降のブログで、チャンスがあれば細かい仕上げ磨きのポイントをお話しようと思いますが、これに関しては正直、ブログで見ていただくより本当はご来院いただくのが一番です。
仕上げ磨きの正しいやり方、私たちと一度確認してみませんか?
そしてお子様も、次第に自分で完璧な歯磨きができるようにならなければなりません。
お子様のブラッシングスキルを向上できるように、一緒に教育してまいりましょう。

投稿者: ハル歯科医院

2017.05.24更新

お子様が中高生になると、お子様の仕上げ磨きをしているというご家庭はまずないのではないかと思います。
実はそれだけでも中高生の虫歯リスクは上がってしまい、実際に小学生の頃と比較すると中高生の虫歯は多くなっているのですが、中高生の虫歯リスクが高まるのは、親の監視下に置かれなくなるからだけではありません。

実は最近の中高生は、夜食を食べているお子様が多いのです。
これを読んで、「あ、うちの子も!」と思った方も少なくないはずです。
おおよそ、3割近い中高生が夜食を食べているといいます。
中高生になると夜更かしをすることが多くなったり、あとはやはり受験がらみで夜食を食べないとしんどいということなのだと思います。

そこで歯磨きをきちんとしてくれれば問題ないのですが、夜食を食べたあと、歯磨きをしないで就寝してしまうというケースが少なくないようです。
これが虫歯リスクを高めてしまっている大きな理由の一つとなっています。

夜食自体、問題視する考え方もあるかもしれませんが、ひとまず本日のところは虫歯リスクの話だけとさせていただきますと、必ず夜食の後はすぐに歯磨きをすることを徹底するように、お子様にアドバイスをお願いします。
将来、ご本人が困らないように、歯の健康を守りましょう。

投稿者: ハル歯科医院

2017.05.21更新

抜歯と聞くと、患者様もドキドキすることでしょう。

それもそのはず、歯というのは口を開けて見えている白い部分だけではなく、実際は歯ぐきの中に埋もれて見えてはいない部分もあるわけで、そこの部分も抜き取ることが抜歯ですから、外科的な治療となりますし出血も痛みも生じます。 それだけに私たち歯科医師も抜歯治療は毎回、気を引き締めておこなっております。

抜歯した後というのは、その患部に特別な治療を施すことはなく、患者様の治癒力を頼りに自然治癒を待ちます。 しかし今お話をしたとおり、歯ぐきに埋もれているところまで抜くのですから、歯ぐきに大きな穴があきます。 不思議なもので、この大きな穴が自然に骨ができてきて塞がっていくのです。

抜歯直後は、歯ぐきの骨が露出。 出血も多いです。 ちょっとびっくりしてしまう患者様も多いのですが、実はこの出血は治癒のために大切な役割を担っています。 この出血で、実は大きな穴を塞ぐのです。 これを血餅というのですが、ここが一週間ぐらい経過しますと粘膜とコラーゲンに変わっていきまして、その内部で骨が成長をはじめるのです。 次第に粘膜とコラーゲンの厚みが出てきて、骨もどんどん成長を続けます。 このように、抜歯で開いてしまた穴は塞がっていくのです。

投稿者: ハル歯科医院

2017.05.12更新

抜歯治療はいろいろなケースで必要になってまいりますが、そのなかでも一番多いのが親知らずの抜歯治療です。
皆様も、お知り合いや家族で「親知らずを抜いた」と話す方を何人もご存知なのではないでしょうか?

親も知らない間に生えている歯ということで「親知らず」と呼ばれるほど、一番奥の目立たない場所に生える親知らず。
場所的に当然ではありますが、ブラッシングがしづらくてとにかく虫歯になりやすいのです。

虫歯の治療を行うことはできます。
当然それは行うのですが、あまりにも虫歯がひどいと、抜歯しましょうというお話になります。
また、歯垢や食べ物のカスが溜まりやすくて、その周囲の第二大臼歯に悪影響を及ぼしたり、歯周病の原因となってしまうこともあります。
第二大臼歯はとても大切にしていきたい歯ですし、歯周病は口腔内の健康を守るためにも遠ざけたいものです。
そのようなリスクを考えていく上で、親知らずの抜歯が一番理理想的であると判断できるケースもあります。

投稿者: ハル歯科医院


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