ハル歯科医院blog

歯周病の診断基準

守山市の皆様こんにちは!ハル歯科医院です。
歯周病は、こちらのブログでも何度もお話をさせていただいていることではありますが、日本人が歯を失う原因の第一位となっています。
そのため、しっかりとしたケアと定期的なPMTCを行い、プラークを溜め込まないようにしていくことが重要です。

さてその歯周病ですが、歯周病診断というのはどのような基準で行っているのでしょうか?
今日は、こちらのブログでご説明していきたいと思います。

一番のポイントは「歯周ポケットの深さ」です。
歯学上、歯肉溝と呼ばれるいわゆる歯と歯ぐきの溝の深さは、約1~3mmが正常値とされています。
つまり、これぐらいの溝であれば問題ありません。
しかしこの溝が深まり歯周ポケットの深さが4mm以上となりますと、歯周病という診断になります。

もちろんそれ以外にも、歯周病が進んでいて明らかな症状が出てしまっている場合は、視診の段階で、歯周病と診断することもあります。
しかしこのような場合の歯周病は、歯周病の状況もあまり思わしくない状態になっています。
歯周組織を元に戻す、つまり治していくことはできないので、歯科医と患者様自身で正しいケアを行うことで、進行を食い止めていく治療になります。

 

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